本についてのブログ

カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス) D・サダヴァ (著)、石崎 泰樹 (監修、翻訳)、中村 千春 (監修、翻訳)、小松 佳代子 (翻訳) 講談社 視覚によって興味をもつ

今日読んだ本、カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス) (D・サダヴァ(著)、石崎 泰樹(監修、翻訳)、中村 千春(監修、翻訳)、小松 佳代子(翻訳)、講談社)の感想。

自然科学には興味がある方だと自分自身で思ってるけど、その中で生物学だけはそんなに、もしかしたら一番興味、関心がないかもしれないから本著を読んでみることに。興味関心がないから読んでみるって変かもしれないけど、新書だから気軽に読めそうだと思ったのと、興味がない、苦手だからといって遠ざけて触れずにいるのももったいなかなぁと思って。何かのきっかけ、本著がきっかけで興味をもつかもしれないし。

内容の難易度は、「大学」のだからか、「アメリカ版」だからか、あるいは自分自身にあまりにも生物学の知識がないからか、難しく感じた。ただ、カラー図鑑だからか、文章が面白いからか、自分自身が興味を持てるような分野だったからか、読んでて面白いなぁと思う部分も多かった。

なので、興味、関心、知識がなくても面白いと感じられたから、興味がある人にとってはさらに面白く感じるかも。また、「大学」生物学とあるからといって、読むのを躊躇する必要もなさそう。仮に難しくてよく理解できなかったとしても、大学の生物学、細胞生物学の全体像を知るだけでも十分に満足できたりも。内容もぎっしり詰まってる感じだったし。

ただ、欲を言えば、内容と関係ないことではあるものの、一冊ではなく分冊だったらより嬉しかったかも。最初に記述したように新書だから気軽に読めるかと思ったけど、一般的な新書としては分厚かったから。それと、新書みたいな手頃な価格でもなかったから。2冊に分けてくれれば、分厚さもなくなるし、単純計算で半分だとすると、価格もよくある新書と同じくらいになるし。それに、今後他にもカラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第3巻 生化学・分子生物学も出るみたいだから、複数冊にしてもそんなに気にならなそうだし。著者の信念とか出版社の詳細な事情、都合とかがもしかしたらあるのかもしれないけど。

ということで、あまり興味関心がない生物学の一分野の細胞生物学にこれまでよりは興味をもつことができて良かったし、また、まだ最初から最後まで読んだだけで各章の問(Q)や質問をじっくり考えてないからそれを考えてより理解を深めたり、今後発売されるカラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第3巻 生化学・分子生物学を読んで、大学で学ぶ生物学の全体像を掴んでより生物学に興味、関心を持てたりその面白さに気づければいいなぁと思った今日この頃。